2005年9月1日

9月6日からイスラエルへ10日間行かなくてはならないので、準備で忙しい日々が続いています。出張前は締め切り原稿も書いておかなければならず、なにかと慌しくなるので、気が重くなります。

米国南部を襲った甚大なハリケーン被害について、ドイツのトリティン環境大臣が「気象災害は人的な要因によって引き起こされるものであり、ブッシュ大統領は地球温暖化防止のために十分な対策を取っていない」ということをドイツのテレビで語りました。このことが米国で報じられたところ、ドイツのマスコミのウエブサイトには、ドイツに対する怒りをぶちまける電子メールが殺到しています。シュピーゲル誌に寄せられたものを読みましたが、極めて感情的な内容で、米国の反独感情は相変わらず強いということを、改めて感じました。

私は外国の新聞を読むのが好きなのですが、米国にいる時にはドイツの新聞が恋しくなり、ドイツにいるとニューヨーク・タイムズやウオールストリート・ジャーナルが恋しくなります。ジョギングをした後、デリで新聞を買うのがここ2週間の日課になっていましたもので。